ネット通販が大好きな私に耳がいたいニュースは「宅配業者の再配達問題」です。
なんでも日々、宅配されるもののうち約20%が受取人不在で再配達になっている現実だとか。
不在で持ち帰りになる荷物は印鑑が必要な宅配物以外に、ポストインしてくれるヤマト運輸のネコポスや日本郵便のゆうパケットなどもあります。
不在でもポストインしてくれるので送料も安くなり私も利用する機会が多いです。
ただし、せっかく受領印なしで配達してくれるのに、我が家の郵便受けの口が小さくてやはり再配達になってしまいます。
宅配業者さん、ほんとうにすみません。
そんなこんなで、以前から宅配を確実に受け取るために宅配BOXを置こうかと検討してしました。
「宅配BOX」と検索したら3タイプがヒット
ネットショッピングや通販で商品を注文する時に、配送の日時を指定できる時もありますし、商品の発送待ちでいつ届くかわからないこともあります。
私もしょっちゅう宅配を頼みながら指定した日にちや時間をうっかり忘れていたり、急に出かける用事や外出先から帰れなかったりして荷物が不在配達になることが度々あります。
ポストに入った不在配達証明を見て「あー失敗したぁ」と申し訳ない気持ちになることもよくあります。
そこで不在再配達にならないように「宅配BOx」の購入を検討し検索した結果日ッとしたのは3タイプでした。
- ロッカータイプ
- 郵便ポストタイプ
- バッグタイプ
まずは、どのタイプにするかを決めないといけません。
ロッカータイプ
ロッカータイプの価格は30,000円代くらい
500mlのドリンクのケースなど大きな荷物でも入る【長所】
- ドアが上下2つ付きだと2個受取りができる
- シャチハタなどの印鑑を入れておけば業者さんが受領印を押してくれる
【短所】
- アンカーボルト等で固定しなくていけない(固定しないと強風で倒れる可能性あり)
- 我が家の玄関先に置くスペースが確保できない
- 見た目がロッカーそのもの
- 印鑑を入れた状態で鍵がかけられないので不安
郵便ポストタイプ
郵便ポストタイプの価格は20,000円代くらい
郵便ポストを大きくした見た目がオシャレ【長所】
- ドアが上下2つ付きだと2個受取りができる
- シャチハタなどの印鑑を入れておけば業者さんが受領印を押してくれる
【短所)
- 入り口が小さくてポストイン(厚さ3㎝くらい)に対応できない
- 大きな荷物は入らない
- 荷物取り出し蓋にナンバーキーの用意が必要だけど、業者さんがロックしてくれるか不安
- 印鑑を入れた状態で鍵がかけられないので不安
- 4本足タイプは安定感がない
バッグタイプ
バッグタイプの価格は10,000円以下くらい
【長所】
- 500mlのドリンクのケースなど大きな荷物でも入る
- 強風でもOK
- 本体価格が安い
【短所】
- 荷物が置いてあると「不在」をアピールしているようで不安
- 印鑑を入れておくのは不安
- 業者さんが対応してくれるか不安
- 荷物の受取りは1個のみ
うーーーん、それぞれの長所と短所があり悩むんですよね。
絞りに絞った中で候補に挙がったのが 置き配バッグのOKIPPA(オキッパ)です。
オキッパがオススメな6つの理由
- 最大容量は57リットルまで可能な大きなサイズ
- 価格がお手頃な点 税込3,980円
- ワイヤーロープつきロックや南京錠もそろった7点セット
- スマホアプリで配送確認ができる点
- ネットショップとの連携ができる点
- 荷物を入れる前はコンパクトで目立たない点
OKIPPA(オキッパ)の外観
(OKIPPA公式サイトより引用)
OKIPPAは専用のスマホアプリを使ってネットショップや宅配業者と連携しているところが頭一つ抜きんでているポイント。(公式サイトより)
連携しているネットショップ(2019年5月時点)
・Amazon
・楽天
・ZOZOTOWN
・FANCL
・ビジョナリー・カンパニー(メガネスーパー)
・FABIA
・ユニクロ
・ヨドバシ・ドット・コム
アプリにネットショップのアカウント情報入力で連携し購入するとショップの追跡番号から配送状を連携できます。
連携している宅配業者(2019年5月時点)
・ヤマト運輸
・日本郵便
・佐川急便
・Amazonデリバリープロバイダ
・楽天エクスプレス
ネットショップは購入時に備考欄に「OKIPPAに入れてください」と入力すると不在持ち帰りの防止になります。
これだけ連携先があると「どうせ使うならOKIPPAにしてみようかな?」と思いますよね。
OKIPPAの購入方法
OKIPPA公式WEBサイト
今のところ販売されているのは1種類のみで通常販売価格3,980円(税込、送料別)
(OKIPPA公式サイトより引用)
生地・ポリエステル
色 ・OKIPPAオリジナル総柄の濃紺色
サイズ・折り畳み時13㎝四方、広げると最大容量は57リットルまで可能
※宅配業者の大箱(32cm x 46cm x 29cm)とEC会社の平箱が重ねて入る大きさ
通常だと注文から2~3日でポストインで配達されます。
OKIPPAは7点セット
- 置き配バッグOKIPPA(宅配バッグ本体)
- 専用ロック(内部に巻き取り式のワイヤーが収納されている)
- ダイヤル式南京錠(宅配バッグ用のキー)
- 結束バンド(ワイヤー固定用)
- シール(配達員向けの簡単なメッセージが印字されているシール:3種)
- 配達員向けプラカード(OKIPPAバッグ内への預入方法が記載されている)
- 取扱説明書
(OKIPPA公式サイトより引用)
OKIPPAの使い方
OKIPPAの設置方法はとっても簡単で玄関のドアノブや玄関横の格子などワイヤーが引っかかって配送業者がすぐにわかる位置にぶら下げておくだけです。
(OKIPPA公式サイトより引用)
荷物を取り出したら袋の両端を引っ張るとビュンと縮むので、これをたためば元通りの13㎝四方サイズに変身します。
(OKIPPA公式サイトより引用)
OKIPPAを受け取ったらスマホ専用アプリをダウンロードしアカウント情報(メールアドレス・パスワード必須)の入力。
その後Amazonや楽天等のアカウント情報もそれぞれ入力します。
Gmail登録で各ネットショップの配送情報と連携できます。
初めのアカウント登録が少し面倒ですが、ひと手間かけても複数の業者の配送情報が一括管理できるのは便利な機能です。
荷物が届くとアプリに配達完了の連絡がありますから、頑張って登録しましょう。
また万が一不在持ち帰りになってもアプリから再配達の依頼をすることができます。
「今日届くはずの荷物、ちゃんと届いたかな?」とイライラしないですみますね。
利用者の口コミ
実際にOKIPPAを使っている人の声は
- 定期便はコンビニ受取りができないからOKIPPAにして良かった
- アプリで配送状況の確認や完了通知までわかるので安心
- 心配だった業者さんの対応もバッチリ
- 家にいても手が離せないとき、応対しなくていいので助かります
- 子供の送り迎えなど短時間の外出も気兼ねなく出掛けられます
- ノーメイクで顔を見られたくない時にチョー便利
- 今まで配送業者ごとに再配達の依頼をしていた手間がなくなった
注意点
- オートロック式のアパート・マンションでは設置することができません
- アパート・マンションによってはドアノブに物をかけてはいけない規約があるので、確認してからご購入ください
- OKIPPAは保冷・保温機能はないので生ものやクール便の対応はできません
- 完全防水ではないので雨がかからない場所に設置してください
- 盗難防止のセキュリティワイヤーは付属していますが、盗難補償はありません。(アプリの有料プレミアプランで盗難補償つきの保険加入もできます)
よくある質問
印鑑を入れるところはありますか?
印鑑入れはありません。
商品注文時に「OKIPPAに預入希望」と記入していただくことで、」配送業者は受領印なしで配送完了にするようになっています。
ただし現地の状況などによっては配送員の判断で持ち帰る場合もあることをご了承ください。
配送員に南京錠の暗証番号を知られるのでは?
荷物が未配達の時は南京錠の鍵はかけないで下さい。
配送完了したら配送員が番号を変えて鍵をかけるので番号を知ることはありません。
OKIPPA専用ロック・南京錠の初期不良があった場合は?
下記の場合はOKIPPAアプリから初期不良の交換依頼をお願いします。
- 専用ロックの輪っかが小さく、本体をくぐらせることができない
- 専用ロックの暗証番号を変更した後、その番号にしても解錠することができない
- 専用ロックのカシメ部分が破損している
- 専用ロックのボタンが凹んだまま動かない
- 南京錠の暗証番号を変更した後、その番号にしても解錠することができない
配送員がOKIPPAバッグに入れてくれない
大変お手数ではございますが下記の確認をお願いたします。
- 配送員がわかるようにラミネート版を吊り下げているか?
- 商品注文時に住所欄または余白へ「OKIPPA預入希望」と明記してあるか?
- 送り主が「宅配BOX不可」としていないか?
また、配送員にOKIPPA利用の声掛けをして頂くことで円滑な配送ができると思います。
オキッパをオススメする理由
再配達は私たち受け取る人だけでなく宅配業者にとって大きな負担になっていて、ガソリン代はもちろん従業員の給与や身体的な負担も問題化されています。
しわ寄せは結局、配送料の値上げに繋がり自分たちの身に返ってくることになるんですね。
これは耳が痛いだけでなく、お財布にも痛いことになりそうです。
宅配BOXの購入を考えて探した末に宅配BOXのロッカー感に抵抗があり、我が家の玄関先に置くスペースもないので却下。
郵便ポストタイプはおしゃれな外見で玄関に置くと華やかになるかな?と気になりましたが、結局ポストはポストで荷物を受け取るようには作られていません。
宅配バッグはOKIPAA以外にも検討しましたが、初めから大きな状態で玄関先に置くのは抵抗があったところOKIPPAは使っていない時はコンパクトで目だたないし、1mの頑丈なワイヤーロープつきロックや専用の南京錠など7点セットと十分な付属がついているのにお手頃価格なところに惹かれました。
ただし現状では受領印なしで受取り完了にするのは正直なところ不安です。
OKIPPAは2018年に発売されたばかりですが需要は急激に伸びているようですし、メーカーも色々な不具合に対応していくという柔軟な対応のようです。
これからリニューアルされていくでしょう。
私は自称クールビズで夏場はとんでもない恰好で過ごしているので、急に宅配業者がくると慌てて上に羽織る服を探しすのに時間がかかったりします。
とりあえずOKIPPAを購入して普段は受領印いらずのポストに入らないポストインの受取りと夏場は宅配もお世話になっちゃおうかな?と思い購入することに決めました。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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